ブックデザインの仕事です(上の方に見やすくまとめました)

 

(株)三冬社「昭和30年・40年代の北区」装丁・本文デザイン

(株)人文社「江戸東京歴史散歩」本文デザイン

オーシャンライフ(株) 雑誌「乗馬ライフ」本文デザイン

(株)中央競馬ピーアール・センター(日本中央競馬会)
「優駿」2009 年9月号44〜53ページ『フレッド・ストーンの世界』
取材・記事執筆・本文デザイン

(社)全国乗馬倶楽部振興協会「Friendly Horses - レッツ・エンジョイ・お馬さん-」
本文イラスト・本文デザイン

(株)雄山閣
「三面大黒天信仰」「日本海沿岸地域における旧石器時代の研究」「地域の多様性と考古学」
装丁・本文組版

(株)日本文芸社「一人で学べる! 強くなる将棋入門」装丁(他デザイン案4点)

(株)雄山閣「BAR ROB ROY ニューウェーブ カクテル・テクニック」装丁・本文デザイン

(株)流星社「あの馬は今?ガイド2007-2008」
装丁・本文デザイン

学会誌刊行センター「日本内視鏡外科学会ニュースレター」「別冊リハビリテーション医学ガイド」
本文デザイン

学会誌刊行センター「日本リハビリテーション医学会ニュース『リハニュース』」
本文デザイン

 



書 名:Friendly Horses
-レッツ・エンジョイ・お馬さん-
編集・発行:
(社)全国乗馬倶楽部振興協会
発行月:2010年3月
サイズ:B5判(並製本)
頁 数:58ページ

特 長:全ページカラー・イラスト多数。馬を知らなかった人々にも親しめるような、明るい本に作り上げました。
(社)全国乗馬倶楽部振興協会さまの事業の一つとして、制作された本です。一般の書店では取り扱っておらず、全国各地の乗馬クラブなどに配本される予定です。
装蹄師会の方・馬の獣医師の方・乗馬協会理事長の方といった、馬に関してはエキスパートの方々が、執筆・監修をされています。
乗馬教本のバイブルで、Let's Enjoy Ridingという本がありますが、今回はそれよりも易しい、初心者向けの内容となっています。
2月・3月にイラストを40点近く描き上げ、それなりに大変な作業ではありましたが、産休前に大きな仕事、それも大好きな馬の本を作る・馬の絵を描くという仕事に携わることができ、本当に良かったと思います。
原稿を見て、イラストを描いて、馬の身体や馬具の構造など、知らなかったことや間違って認識していたところがあったことに気づかされ、私自身にとっても勉強になりました。
ご依頼をいただいた、全国乗馬倶楽部振興協会の関係者さまには大変感謝しております。

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(※掲載後にURL紹介)

書 名:昭和30年・40年代の北区
編 集:三冬社 編集部
出版社:(株)三冬社
発売月:2009年11月
サイズ:変形 232×263mm(上製本)
頁 数:79ページ
価 格:1,900円+税

特 長:装丁・本文デザイン担当。本文は4色ページと2色ページがあります。モノクロ写真の2色ページはDIC113で刷っていますが、桜っぽい優しい色で、マゼンタより落ち着いた雰囲気になっています。
私の主人は生まれも育ちも足立区で、足立区の歴史にとても興味を持っている人です。主人が購入してきた「昭和30年・40年代の足立区」がきっかけで、三冬社さまに営業させていただき、ご縁ができました。
他にも板橋区・江戸川区など、東京23区の「昭和シリーズ」写真集は何度か出ていますが、私がデザインするのは、この「北区」が初めてです。
北区といえば王子・赤羽が思い浮かぶでしょうか。お花見スポットとしても有名だそうで、本のコンセプトは「桜」に決まりました。桜をモチーフにした半透明のイラストを、表紙と本文にあしらっています。
それにしても昭和ブームなのでしょうか。このシリーズの本は毎回好評のようで、地元の書店でたくさん平積みにされているそうです。
個人的に面白いと思ったページは、都電荒川線ですね。一度乗ったことがありますが、あれは一部であって、廃止された車両・線路がかつて存在していたのだということを教えてくれています。また、鉄道や文士村、浮世絵を紹介したページも見どころです。
明治・大正時代からもお花見があったようですが、飛鳥山の桜は必見とのことです。

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書 名:未刊の世界文学案内
ロストブックス
編 者:スチュアート・ケリー
出版社:(株)晶文社
発売月:2009年8月
サイズ:四六判(上製本)
頁 数:286ページ
価 格:2,200円+税

特 長:本文デザイン(初校のみ)担当。YA(ヤングアダルト)向けの翻訳本なので、文字は大きめです。リュウミン小がなフォントにしてみましたが、品がありながら古典的すぎない雰囲気になりました。
晶文社さまのお仕事で、今回も本文担当です。初めの組版フォーマットを作り、編集部が全ページ製作した後、最終チェックをしました。
「シリーズ本はすべて集めないと気が済まない」という、少し変わった収集癖のある作者が、ロストブックス(未刊の本)のリストを作り、その内容について解説するという本です。
シェイクスピアやヘミングウェイが執筆したもので、誰にも読まれていない原稿があると聞くと、とても興味深いものがあります。
未刊の理由は、破壊(作者が廃棄した、紙が劣化したなど)、原稿の紛失(作者または他人による)作者の死亡、構想したものの執筆に至らなかったなど、さまざまですが、「ロスト」の理由を、【原稿紛失(スペード)】【執筆途中(クローバー)】【企画倒れ(ダイヤ)】【その他(ハート)】の4つに分類し、目次に添付しました。
本文は1色なので、4記号をどうわかりやすく区別するか考えたのですが、トランプの記号と合わせたのは、見やすくて良かったと思います。
また、章のはじめを半段組にし、タイトルを横文字にすることで、視覚的にも分かりやすくなったと思います。

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日本内視鏡外科学会HP

冊子名:
日本内視鏡外科学会
ニュースレター1号〜

編 集:
(財)学会誌刊行センター
発 行:2009年1月
サイズ:A4
頁 数:8ページ
学会誌刊行センター様のお仕事です。
こちらは、年3回発行しているニュースペーパーで、下記のリハニュースとは別の会報誌になります。
リハニュースは、41号から2色製作になりましたが、内視鏡外科学会はずっと4色で印刷することになりました。
外科のイメージに、「青」の印象があったので、このようなデザインにしましたが、けっこうきれいな色になったと思います。
組版をしながら原稿を読むことが多いのですが、外科技術が日々進歩していること、内視鏡の器具にもいろいろなものがあることを知ることができ、とても興味深いです。医療機器メーカーの広告データも、毎号送られてくるのですが、そちらも興味深いです。




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Yahoo! ブックス

書 名:一人で学べる!
    強くなる将棋入門
著 者:行方尚史(八段)
出版社:(株)日本文芸社
発売月:2009年2月
サイズ:四六判(並製本)
頁 数:223ページ
価 格:950円+税

特 長:装丁一式担当。タイトルは毛筆風の書体であることと「読みやすい」ことに重点をおきました。
色づかいについては、たまたま歌舞伎を観に行く機会があったので、多少それを参考にしました。
縦横無尽に動ける駒の動きを、「麻の葉」の地紋に例え、「粋」「凜」というイメージで藍色に白文字、和紙のような地紋を使用。えんじのような赤をワンポイント的に入れ、少し華やかになったと思います。将棋の駒の写真も綺麗で、美しく仕上げることができました。
今回、初めて日本文芸社さまのお仕事を担当させていただくことになり、お話を伺ったのですが「品格のある和のデザインがいいですね」という意見が一致したのが印象的でした。
「将棋の凛とした世界観」を出しつつ「初級者向けの親しみやすさ」を出す、というリクエストが難所でしたが、フォントの種類を研究していくうちに方向性が見えてきた気がします。
著者の方の名字を「なめかた」と読むのを知らなかったので、ルビを入れましょうと提案。ローマ字ルビは飾りとして使われるのが主ですが、正しい読みをさりげなく認識させる意味がある、と今回は特に実感しました。

将棋本のデザインは初めてで「自分にできるんだろうか」と実は不安になりました。チェスは子供の頃に少しやっていたのですが、将棋については全く無知だったので、とにかくルールを知ることから始めました。

また、将棋が好きな人々の気持ちを知るべく、身の回りにある「将棋に関する文章」を読み直しました。
特に面白かったのは、貴志祐介氏「狐火の家」の中の短編「盤端の迷宮」という作品。著者の将棋好きが伝わりました。チェスの話も興味深かったです。
また、来生たかお氏は「矢倉銀」というペンネームで編曲をするほどの愛好家ですが、このトークセッションはマニアックながらも面白かったです。
http://kisugitakao.com/special02/special00.html

他にも、いくつかデザイン案を出しました。
将棋盤の色とウグイス色を組み合わせたり、思い切って赤を広めに使ったり、書が趣味の親戚に「将棋」と毛筆で書いてもらったり、逆に明朝にしてみたり、文字サイズに大小つけて動きを出したり。
いずれのデザインも好評をいただけたのが嬉しかったです。




日本リハビリテーション医学会HP

リハニュース40号ダウンロード
冊子名:
日本リハビリテーション医学会
リハニュース40号

編 集:
(財)学会誌刊行センター

発 行:2009年1月
サイズ:A4
頁 数:16ページ
価 格:100円
初めて、会報誌を手がけました。
製紙会社で営業をしている友人の紹介で、学会誌刊行センターの編集者さまと知り合うことができました。
年4回発行しているニュースペーパーで、今までは編集部内で2色で作成されていたのですが、今回は10周年記念号になるとのこと。
節目となる40号は4色+1色の組み合わせでデザインを一新、今後も定期的に任せてもらえることになりました。
私の中で、リハビリのイメージカラーはグリーンであり、なおかつ新春らしさ・明るさを出したいと思ったことから、マンゴー色を採用。カラーバランスの雰囲気は結構良い感じになったと思っています。
また、リハビリテーション写真コンテスト・富士山の見える施設で開催された学術集会の記事など、綺麗な写真も充実しており、「今回の4色化は大成功」と思える内容になっています!




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書 名:ロバート・バーンズ
−スコットランドの国民詩人
編 者:木村正俊・照山顕人
出版社:(株)晶文社
発売月:2008年12月
サイズ:四六判(上製本)
頁 数:601ページ
価 格:6,000円+税

特 長:本文デザイン(初校のみ)担当。詩を鑑賞するには、美しい明朝体が不可欠だと思います。少しオールドタイプなフォントを選びました。約物が一定のアキを保つような体裁にしてあります。
晶文社さまのお仕事で、今回も本文担当です。初めの組版フォーマットを作り、編集部が全ページ製作した後、最終チェックをしました。
この本を一冊読んだだけで、バーンズの全てが分かるのではないかと思います。そのくらい中身の濃い本です。2009年が生誕250年ということで、私も少しだけ名前を聞いたことがあったのですが、彼の詩を研究している人がたくさんいることに驚きました。15名の執筆者が、この本を手がけています。
「蛍の光」の元となったスコットランド民謡を書き直した人だそうです。

今の時代では考えられないような生き方をしていますが
(複数の女性と交際し、結婚相手以外との子供も5人くらいいて、貧困にあえぎ、社会格差に怒りを燃やし、最後に病気で亡くなった直後に第7子誕生)
天才というのは、こういうものなのかもしれません。だまし絵の神であるエッシャーも、晩年には家族を捨てたという話を聞いていますし。
確実に言えるのは「何事につけても情熱的な人だった」ということでしょうか。
ちなみに、私の好きな国内の詩人は、茨木のり子さんです。

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書 名:BAR ROB ROY
ニューウェーブ カクテル・テクニック
著 者:坪井吉文
出版社:(株)雄山閣
発売月:2008年7月
サイズ:四六判(上製本)
頁 数:88ページ
価 格:1,800円+税

特 長:カバー・本文の両方を担当。ひさしぶりに本文も4色の仕事で、楽しくデザインをさせていただきました。上製本で厚い紙を使用。ハイクオリティな1冊です。
雄山閣さまからは、いつも学術書関係をデザインするお仕事をいただいているのですが、今回は実用書でオールカラー、しかも美しいカクテルの写真とレシピを紹介するという、今までとは違う種類のお仕事を手がけさせていただきました。
どの本も、ブックデザインが大事なのは当然ではありますが、今回は特に、あまたあるカクテル本の中でも、読者の目を引きつけることが必要です。
それだけにプレッシャーもありましたが、あえて私に任せていただき、とても嬉しく思っています。
どんな本にするかという段階で、とても迷いましたが、無難なもの・斬新なもの…といった3種類のカバーデザイン案を提出いたしました。初心者向けに可愛らしくしたり女性を意識したり、というデザインもありましたが、最終的にこのデザインになったのは、著者である坪井さんのイメージに一番合う色だったからなのだろうと思いました。
カクテル本といえば、黒背景の本が多いのですが、やはりカクテルの色の美しさが映えるのは黒なのでしょう。ただ、他の本とは差別化したかったので、黒に映えるゴールドの英字と、帯のような店内写真を表1のアクセントとして使用しました。

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※今回はライターとしての仕事です


乗馬ライフ2008年6月号
(2008年4月25日発売)
特集2「馬を描くアーティストたち」の記事を10ページ分書きました。
本業はデザイナー・イラストレーターの私が、なんで記事を書いたのか。

それは「大好きなフレッド・ストーンさんのことを日本人に紹介したかった」という昔からの夢をかなえるためでした。

それだけではなく「多くの人に、もっといろんな馬の絵を知ってもらいたい」という気持ちもありましたので、国内の画家の、稗田善彦さん、水沢潔さん、長瀬智之さんにもインタビューいたしました。
4人の先生方とも、経歴も絵の雰囲気もまったく違うので、楽しんでいただけるのではないかと思います。

内容は、馬を描くようになるまでの半生や、なぜ馬に惹かれたのか、といったことを中心に書いています。また、画材や描き方のことにも少し触れていますので、馬の絵を描く人にとって参考になれば幸いです。

取材過程で知ったことですが、
フレッド氏は絵の収益金の大半を、9.11テロで犠牲になった消防士の家族、
探索救助犬部隊、動物愛護団体、故障した競走馬の治療などの方面へ寄付しています。
私自身、彼の絵をたくさん購入できているわけではありません。
が、チャリティーにつながるのであれば尚更、日本でも購入する人が増えてほしいと願っています。



東洋館出版社

書 名:「詩と遊ぶシリーズ 1〜6年生」
著 者:卯月啓子
出版社:(株)東洋館出版社
発売月:2008年4月
サイズ:A5(並製本)
頁 数:110ページ前後
価 格:1,300円+税

特 長:本文組版・挿絵(6年生は除く)56点を担当。
詩集の製作は初めてでしたが、楽しかったです。本文サムネイルは、自分が気に入っているイラストを選びました。
東洋館出版社さまから、ここのWebサイトを見て、ご依頼いただきました。初の教育系出版物のお仕事です。
本のデザインもいつのまにか10冊近くを担当し、やっと「デザイナー」と名乗れる段階まできたのかなと思います。
装丁の可愛らしさに見合うよう、本文も温かさが伝わる雰囲気を意識しましたが、子ども達の詩の世界を壊さないよう、ホワイトスペースは多めに、シンプルに仕上げました。
特別な装飾は施さず、教科書体・明朝体・表罫・フォントサイズの変更だけで、どれだけメリハリをつけられるか…というのがポイントだったと思います。
意外と良かったのが、小見出しを細い丸フォーク体にしたこと。もともとフォークの何とも言えない雰囲気が好きなのですが、見出しにありがちな自己主張の強さもなく、かつ本文との違いをはっきり出してくれました。そして、全ページから伝わってくるイメージをまとめる役割にもなってくれたと思います。

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セブンアンドワイ
Yahoo! ブックス

書 名:「シバの女王の娘
躁うつ病の母と向きあって」

著 者:ジャッキ・ライデン
翻 訳:宮家あゆみ
    熊丸三枝子
出版社:(株)晶文社
発売月:2008年4月
サイズ:四六判(上製本)
頁 数:378ページ
価 格:2,400円+税

特 長:本文組版のみ担当。世に出る前に小説を読めるのが楽しかったです。衝撃的な実話で、映画化も決定されています。公開が楽しみです。
晶文社さまの初仕事。「日本でいちばん小さな出版社」という本が面白かったので、こういう本を作っている会社とお仕事できればいいなと思い、営業に行ったのですが、早々にご依頼をいただきました。
小説の組版は一度してみたいと思っていたのですが、外国文学でしかも上製本という、とても良い仕事をさせていただきました。
DTPが普及して、誰でも本を作れるようになったこともあり、アナログ時代では当たり前だった「美しい日本語組版」ということが疎かにされてきたようですが、InDesignの登場で再び組版クオリティを向上させる兆しが出てきたと思っています。
今回は特に、「読みやすく美しい組版」が重視されていて、プレッシャーも多々ありました。
経験が浅く、決して職人とは言えない自分ができることは、ひたすら「美しく組まれた本」を読んで研究することでした。禁則・ルビ・「」、。のアキ、行長・行間、歯送りなど、日本語組版は奥がとても深く、今回の作業はとても勉強にもなりました。また、オールド系かなとの合成フォントを使うなど、工夫もしました。
結果的に、装丁・翻訳内容も含め「良いものができた」と言っていただけて、とても良かったと思います。

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書 名:「ミニロト必勝
     465Wの法則」
著 者:谷川 孝
出版社:(有)三恵書房
発売月:2007年8月
サイズ:B6(並製本)
頁 数:151ページ
価 格:1,200円+税

特 長:カバーデザインのみ担当。編集部から提供された写真を使用。抽選機「夢ロトくん」が光る瞬間がきれいです。
三恵書房さまの2回目の仕事。今回も、とてもスムーズに進行しました。
私はロトどころか宝くじも滅多に買わないので、抽選会がどんな雰囲気なのか、ネットのライブ中継で見ました。
1から31までの卓球のようなボールが撹拌式抽選機の中でシャッフルされ、下に落ちていきます。
「夢ロトくん」とよばれる機会が点滅し、とても華やかな雰囲気を醸し出しています。
「法則があるということは、落ちるボールを操作しているのではないだろうか?」と思ったのですが、ボールは計量して、傷がないかチェックしてから抽出しているので、仕掛けはまったくないそうです。
それでも毎週出る数字をチェックしていると、階段状の法則が出てきたりしているので、不思議だなと思います。



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書 名:「あの馬は今?ガイド2007-2008」
出版社:(株)流星社
発売月:2007年11月
サイズ:A5(並製本)
頁 数:222ページ
価 格:1,700円+税

特 長:カバー・本文ともデザイン担当。表紙はディープ。
「あの馬は今?」シリーズ11冊目の本。
徹底した牧場取材と写真によって、引退した名馬の近況を知ることができる本です。
今作の注目はなんといってもディープインパクト。カラー口絵は32ページ、ディープの写真だけで17ページを占めるという、贅沢ぶりです。
今は亡きスティルインラブに関するエピソードも収録。
本文のフォーマットがある程度統一されているとはいえ、変則的な組版もあって、けっこう作業は大変でした。
ですが、馬の写真を見ながら仕事をするのは楽しいものです。

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書 名:「POGの大穴」
出版社:(有)流星社
発売月:2007年7月
サイズ:A5 208ページ
価 格:1,600円(税抜)

特 長:カバー・本文ともデザイン担当。表1は「Game」を意識しました。

「Paper Owner Game(ペーパー・オーナー・ゲーム)」は2歳馬の仮想馬主になって、新馬戦からダービーまで、自分の馬を応援し楽しむゲームです。
他の出版社からも赤本、青本といった同じジャンルの本は出ていますが、自分がつくったのは「黒本」と呼ばれるもの。
表1に馬の写真を使うことは御法度で、どれだけ目立たせるか気を遣いました。
もうひとつのデザイン案は「P」の字が馬のクビにみえる、可愛らしいフォントでしたが、やはりGameらしい案が採用されました。

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書 名:
  「地域の多様性と考古学」
監 修:丸山雅子
出版社:(株)雄山閣
発売月:2007年3月
サイズ:B5(並製本)
頁 数:430ページ
価 格:8,400円(税込)

特 長:「東南アジアとその周辺」ということが一目でわかるデザインを考えました。

上智大学の丸山先生が監修となり、「青柳洋治先生 退職記念論文集編集委員会」が執筆した、豪華でボリュームのある論文集。丸山先生とは直接お会いすることはなかったものの、装丁に関して、編集部を通してお礼のコメントと頂き物を拝受しました。ありがとうございました。とてもお若い先生でありながら、このような論文集を作られたことに、頭が下がります

論文集でとはいっても、堅さを感じさせないような、爽やかな本にしたいと思いました。地図を地紋として使うことを最初に決めた後、その後をどうするか悩みました。実際は、目次が記載された緑の帯が巻かれていますが、帯あり・帯なしのどちらでも、見栄えよく仕上がっていると思います。
430ページなので、本文の組版も大変でしたが、デザイナー仲間さんに助けていただき、助かりました。完成したときの喜びもひとしおでした。



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書 名:「東京歴史散歩」
出版社:(株)人文社
発売月:2007年3月
サイズ:A5 119ページ
価 格:1,400円(税抜)

特 長:今回、装丁は編集部内で作りたいとのことで、本文デザインのみを担当させていただきました。

「東京都内の花と史跡を見て楽しむ」という内容の散歩ガイドブック。
高齢者向けの本であるため、「文字サイズを大きくすること」「落ち着いた色遣いで和風に」という条件で作業しました。
ガイドブックの本文にありがちな、ごちゃごちゃした感じにならないよう、彩度の低い色を使うことと、すっきり見やすくなるように気を遣いました。
エリアごとに4色に分けて統一感を出し、写真を天に配置することで、本文とのメリハリをつけました。結果的に華やかな本文に仕上げることができ、デザインも好評でしたので、良い仕事ができたと思っています。

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書 名:「中央競馬 全厩舎
     完全データ」
著 者:大谷内 泰久
出版社:(有)三恵書房
発売月:2006年7月
サイズ:A5(並製本)
頁 数:245ページ
価 格:1,500円+税

特 長:カバーデザインのみ担当。編集部から提供された写真を使用。この角度で撮影された写真は珍しい、とのことです。
三恵書房さまの初仕事。社長さまの頭にはすでに「こういうカバーにしたい」という案ができており、仕事はとてもスムーズに進行しました。
俯瞰撮影による写真を表1〜表4にかけて使用しており、カバーをはずしてひろげると、あの競馬場の開放感や緊張感が伝わってきます。
表1はグリーンの芝と馬群でシンプルかつ力強く。「厩舎を研究して最強の馬券をゲットする!」という内容なのでタイトル文字にも自信のあるものを使いました。ただ、馬群と一緒に生き生きした感じを出すのが難しかったです。最初は、馬群を強調するつもりで、タイトルをJRAポスターっぽく小さく上品にしてみたのですが、「文字大きめ」の案が採用されました。
そして表4には熱い大群衆。
競馬というと馬のコンディションや騎手によって、馬券の購入を決めがちですが、この本は縁の下の力持ちともいえる「厩舎・調教師」にスポットを当てており、「馬券の新しい買い方」を示唆しているとも言えます。
私の父親も、競馬を観るときの参考としてこの本を見ているそうです。



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書 名:「日本海沿岸地域における旧石器時代の研究」
著 者:麻柄一志
出版社:(株)雄山閣
発売月:2006年5月
サイズ:A5(上製本)
頁 数:333ページ
価 格:7,350円(税込)

特 長:写真を美しく見せるため、光沢のPP加工をしてもらいました。表1写真が美しいので背にも使用しています。カバーを外すと石器の線画が現れます。帯の紙は岩はだ。

雄山閣さまの本、第2弾。また贅沢な本を作らせていただきました。お値段少々高めですが、大学の論文発表で使用されたそうです。同志社大学のある教授の方からは装丁に関してお褒めの言葉をいただいたそうで、こちらとしては嬉しい限りです。

表1の写真が本当に美しかったので、これを活かす方法はないかと考えた結果、黒い本にしてみることを思いつきました。石オタクというか、マニアな人を惹きつけられているでしょうか?また、平積みでなく棚挿しになっても写真が見えるように、背にもミニ写真を入れました。上製本なうえ、頁数も多いので、束幅は30mm以上!このぶ厚さは利用しないと、と思いました。
今回、帯には「岩はだ」が使われています。グレーに白ヌキ、写真も1色なのが良い雰囲気になっていると思います。いつも思うことですが、帯にもデザイン的工夫や本体の一体感が考慮されているので、捨てずに大事にしたいものですね。
今回、本文は載せられなくてすみません。ただ、本文に関してはデザイン的な要素はなかったのですが、その分装丁に全力投球させていただきました。



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書 名:「三面大黒天信仰」
著 者:三浦あかね
出版社:(株)雄山閣
発売月:2006年2月
サイズ:A5 223ページ
価 格:2,940円(税込)

特 長:背は編集者様のこだわりで白抜き文字箔押し加工になっています。カバーは写真をメインにしたマットPPですが、カバーを外すと全く違うデザインで、美しい紙が使われているのでそちらにも注目です。

フリーとして独立後、自ら営業に行き、はじめて戴いたお仕事です。オーダーは「堅苦しくなく、親しみやすいデザインを」。装丁は4点デザイン案を提出させていただきました。

A*テーマ「日本らしさ」ウグイス色をメインにし、流水文様・大黒様の線画を使用。この案は最終的に、表紙のデザインになりました。
B*テーマ「シンプル&気高さ」赤紫系の紙に大きめの白い帯でメリハリをつけ、その色合いの美しさで書店で目をひくように、と考えました。
C*テーマ「派手さ」大黒様とお寺、赤いノボリが収まった写真を一面にどーんと載せることで目立たせることを狙いました。
D*テーマ「楽しさ」<=これが採用されました。大黒様の像をメインにし、比較的写りの良い多くの寺社を配置することで、大黒様が祀られている寺社を巡るガイドブックにもなるように、と考えました。


デザインAは表紙のデザインに使用しました。刷り色はDIC2318です。

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